*本記事にはフィッシングサイトにアクセスする、という精神状態がぶっ壊れた行為の描写があります。決して真似をしないようお願い申し上げます
春です。年度末です。人によっては税金の処理に取り掛かる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときに来ました。
私も一瞬ドキッとしましたが、件名を見ると
務署からのお知らせ
来やがったな!
一年ほど前まではフィッシングメールが山ほど送られてきて、その都度ニセデータを入力し続けて遊んでいたわけですが、いつの間にかピタリとメールが送られなくなりました。春は出会いの季節といいますけれども、再会の季節でもあるようです。
心をトキメかせながらメールを開いています。
普段から税金関係は職場の担当者に丸投げしているので何の事を言っているのかわかりませんが、納税アカウントを持つのが義務のようです。そうなの?
以下のリンクから案内に従ってE-tax個人アカウントの登録を行ってください。
と言っておられるので素直に従います。
利用者識別番号の取得が必要なので、その手続きに同意しろ、とのこと。あいよ(同意)。
すると、個人情報入力画面になりますので、再会を祝福するようにあの頃と同じ内容で入力します。
すると、暗証番号設定に際して秘密の質問と答えが必要、とのこと。詐欺業者の割には手が込んでいます。
メールアドレス、暗証番号なども入力していくと
出ました。
The金融情報です。
詐欺業者共はこの情報を拾いたいはず。そして、このフィッシングサイトの最大の目的は、ここで入力した情報をデータとして収集すること。出会った頃と同じね(年輩)
では遠慮なく行かせていただきます
カード名義欄のところだけ、カードの名前です、と稚拙な説明口調なところが香ばしいです。入力が終わると
お!クレジットカードで買い物するときに出てくる認証画面が現れました!
やるじゃない!成長した姿を再開したときに見せてくれるなんて、嬉しいじゃない!
と思いましたけど、こういうのってたいていパスワードは●●●●と第三者に読み取られないようにするのが一般的です。がっかりさせんじゃねぇよ
で、このクレジットカード情報(嘘)を入力したところで
本物の国税庁のウェブサイトに移りました。
ふむ。では対空射撃開始!
同じ内容の入力では詐欺業者も退屈してしまうと思い、適当に内容を変化させながら嘘情報を入力し続けました。多連装砲を連射し続けて4時間位経過した頃ですかね
アク禁になりました。
やられるのが早いよ、ハゲ。対空砲の耐性がこれまでで最弱じゃないか、このフィッシングサイト。再会っつーかサイトの出来が最下位だよオマエさん
撃墜!